さとう動物病院
  長野県 千曲市
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病院案内
 患者さんは1歳3カ月のジャンガリアン・ハムスターです。雄で体重は66.2g。口から頬袋がでてしまって、うまく食べ物も食べられず困っているとのことで、受診されました。左側の頬袋が完全に反転脱出しており、頬袋脱と診断しました。脱出した頬袋は水が貯まったように腫大し、元の位置にも戻せる状態ではなかったので、手術で摘出することにしました。
 吸入麻酔をかけ、頬袋の根本部分をレーザーメスで切断しました。太い血管は事前に糸で結紮したため、一滴の出血もなく無事に手術が終わりました。手術後、抗生物質を皮下注射し、その日の内に退院しました。術後の経過は良好で、エサも喜んで食べているとのことです。
 
手術直前のハムスター、左側の頬袋が反転脱出しています。 
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